韓国、米中間で「選択の瞬間」追い込まれる前に予防的外交始めるべき(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.10.26 11:01
南シナ海をめぐる米国・中国間の対立の波が高まるほどに、韓国政府の悩みも深くなった。バラク・オバマ米国大統領が朴槿恵(パク・クネ)大統領に「中国が国際規範や法を遵守しない場合、中国に対して声を出してほしい」と公開的に注文したためだ。韓国は同盟国である米国だけでなく最大の交易パートナーである中国の立場を考慮するほかはない。選択の瞬間が近づく状況に置かれたことになる。これを機に国際外交問題の専門家である文正仁(ムン・ジョンイン)延世(ヨンセ)大学教授と尹徳敏(ユン・ドクミン)国立外交院長に会って診断と解決法を聞いてみた。
--オバマ大統領が「韓国が中国と非常に良い関係を結ぶことを願う」としつつも中国に言うべきことは言ってほしいと注文した。これをどのように解釈すべきか。