韓国ウォンの価値上昇、5年間・38カ国のうち6番目…輸出競争力が低下
ⓒ 中央日報日本語版2015.10.21 14:31
過去5年間、ウォン価値の上昇幅は主要国の中で相対的に高いことが分かった。
21日、国際決済銀行(BIS)の月間実質実効為替レート統計によると、韓国は経済協力開発機構(OECD)加盟国34カ国とブラジルとインド、中国、ロシアなど4カ国を含めた38カ国のうち実質実効為替レート(REER)が6番目に高かった。
REERは各国の物価や主要交易相手国通貨に対する自国通貨の対外価値を測定するために利用されるものだ。基準点に対して為替レートが高くなると、通貨購買力は高まった半面、輸出競争力は低下したと解釈することができる。BISが毎月発表しているREERは2010年を100として、61カ国の通貨価値を反映して算出する。