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【コラム】ノーベル経済学賞の光と影=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.21 13:38
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スウェーデン王立科学アカデミーが開発援助の代わりに自由貿易を主張したアンガス・ディートン米国プリストン大学教授を今年のノーベル経済学賞受賞者に選定しながら10月の華やかなノーベル賞の祭典が幕を下ろした。祭りは終わったが、解くべき問題が残っている。ノーベル経済学賞が経済学の発展と人類の豊かな人生にどれほど寄与し、また寄与するのかという問題だ。

アルフレッド・ノーベルを記念するために1969年スウェーデン国立銀行が作ったノーベル経済学賞は、ノーベルの名前だけを取ってきただけで事実上「ノーベル賞」ではない。ノーベルは自然科学を愛好した成功企業家だったが経済学は本能的に嫌いだったという。

 
ノーベル経済学賞は経済学発展のための卓越した業績を残した人物に与える賞だ。しかし正しいか正しくないかを簡単に分けられる自然科学とは違い、経済学はその業績を評価することが容易ではない。人間社会の複雑な現象を扱う学問だからだ。それで受賞者の決定が恣意的だという批判も出てくる。受賞者の中には偉大な学者もいるが、誰にも知られずに消えた「かげろう」のような受賞者のほうが多い。間違って選ばれた結果である。経済学の発展と経済的な繁栄をもたらした受賞者もいるが、これを傷つけるのに影響を及ぼした危険な受賞者も多い。ルードヴィヒ・フォン・ミーゼスのように、偉大だがノーベル賞の門前には行けなかった人物もいる。

ノーベル賞は今日流行している「主流経済学」を深化させるかも知れないというフリードリヒ・ハイエクの心配が興味深い。しかし予想を覆して彼自身が1974年にノーベル賞を受賞することにより、そのような憂慮は緩和されはした。ノーベル賞がなければ1930年代にハイエクが主張した計画経済の不可能性、ケインズとその追従者との貴重な論争、自由市場に対する彼の卓越した知恵は世の中に知られなかっただろう。政府失敗、市場の法と倫理研究にも授賞することによって、ノーベル賞は自由市場の暢達にも大きく寄与した。それでも数理・計量を核心とする主流経済学の流行に従う受賞者が大部分だ。ノーベル賞は主流経済学の位置づけの強化に寄与していることを否定しがたい。したがってハイエクの憂慮は依然として有効だ。


【コラム】ノーベル経済学賞の光と影=韓国(2)

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