韓国駆逐艦「大祚栄」、あす自衛隊観艦式参加…20日にはソウルで韓日国防相会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.17 09:48
韓日間の軍事分野交流が相次いで再開されている。韓国海軍は日本海上自衛隊が18日に主催する観艦式に参加するため4500トン級の駆逐艦「大祚栄(デジョヨン)」を派遣した。3年ごとに開かれる日本の観艦式に韓国艦艇が参加するのは2002年に続いて2回目。韓日関係の悪化でしばらく中断していた国防分野の韓日協力・交流の信号弾という性格が強い。「大祚栄」は19日、海上自衛隊とともに2年ごとに実施される韓日捜索救助訓練(SAREX)にも参加する。
安倍首相が出席する観艦式の本行事に先立って15日に公開された事前行事には「大祚栄」のほか、米国・インド・フランス・豪州の4カ国・6隻の軍艦も参加した。日本は艦艇42隻と陸・海・空自衛隊航空機30機を出動させた。P-3哨戒機が対潜水艦爆弾を上空から落としたこと以外には火力演習はなかった。安保法をめぐる論争で自衛隊に対する日本国民の憂慮と関心が高まり、海上自衛隊艦艇搭乗券の抽選には3年前に比べ2倍ほど多い16万人が集まった。