【中央時評】韓国が日本経済の経験から学ぶべき教訓(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.16 09:38
日本経済の過去と現在は韓国にとって他山の石だ。
日本は1985年プラザ合意に伴う急激な円高の影響を最小化するために利下げと内需拡大政策を継続した。不動産と株式の価格が右肩上がりだった90年代初め、バブルが崩壊して不況に入った。この状況に対してきちんとした政策の対応ができず、人口高齢化や生産性の下落などの構造的要因が重なりながらデフレ(物価の持続的な下落)と「失われた20年」の長期不況を体験することになった。