競争力むしばむ韓国社会の「分け合い病」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.13 11:30
激しい競争を敬遠する寡占式の「分け合い」が、韓国社会全般に広がっている。仕切り式の規制に固執する政府の官僚主義と、結果の平等を好む社会意識が交わった結果だ。これは新規事業者の市場参入を妨げて公正な競争を阻害し、結果的に不良サービスだけを量産するというのが専門家たちの指摘だ。
免税店事業が代表的だ。斗山(トゥサン)グループは来月ソウル市内の免税店事業者の再選定を控えて有利な立場を得るために免税店事業権を取れば運営利益の10~20%を社会に還元すると12日発表した。免税店1位企業のロッテグループも再認可を得るためにこの日、社会貢献5カ年計画を出した。