「金正恩の男」馬元春の帰還
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.08 13:51
「金正恩(キム・ジョンウン)の男」が帰ってきた。粛清説が伝えられていた北朝鮮の馬元春(マ・ウォンチュン)国防委員会設計局長(59)が公式席上に姿を現した。北朝鮮朝鮮中央通信は8日、金正恩第1書記が水害復旧作業を始めている羅先市(ラソンシ)先鋒(ソンボン)地区白鶴洞(ペッカクトン)を現地指導したという便りを伝えながら馬局長も遂行したと報道した。
馬局長は「金正恩の建築ブレーン」で、金第1書記が力を入れている馬息嶺(マシクリョン)スキー場、文殊(ムンス)のプール施設など主要施設物の工事責任者だ。そして、2013年11月、金第1書記と共に白頭山(ペクドゥサン)近隣の三池淵(サムジヨン)を訪れた8人衆の1人で、金正恩時代の代表的なテクノクラートだった。このことから金正恩体制の「新実勢」の1人として注目を浴びていた。