韓国政府「日本のTPP加入、輸出競争力の影響大きくない」
ⓒ 中央日報日本語版2015.10.08 10:19
韓国政府が環太平洋経済連携協定(TPP)による輸出競争力の弱化を懸念する声に対し、当面の影響力は大きくないという立場を表明した。
韓国産業通商資源部は7日、TPP関連の参考資料を通じて「われわれは52カ国と15件の自由貿易協定(FTA)を妥結し、FTA市場規模が世界国内総生産の73.5%だ。日本の場合、TPP妥結後に市場規模が42.7%に増加するが依然として韓国には至らない水準」としながら「発効後の関税撤廃により漸進的な影響増大が予想されるが、発効までは少なくとも1~2年が必要とされるため妥結自体では当面の影響は皆無だ」と明らかにした。