貿易障壁を崩したTPP、為替操作禁止で通貨政策も協調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.08 08:51
環太平洋経済連携協定(TPP)に為替操作禁止が含まれたことが分かった。ブルームバーグ通信は6日(現地時間)、「米国とTPPに参加する11カ国が為替操作をしないことで合意した」と報じた。フィナンシャルタイムズ(FT)も交渉に詳しい消息筋を引用し、「各国が競争的な通貨切り下げをしないことで意見をまとめた」と伝えた。
為替操作禁止はTPP交渉で終始イシューとなっていた。米国の産業界と議会が強く要求した。外国企業の低価格攻勢の背景に通貨切り下げがあると見ているからだ。例えば円安を背にした日本自動車を牽制しようという米国自動車企業がそのようなケースだ。