【コラム】韓国製造業が生きる道(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.07 14:44
韓国経済の前途が険しい。造船、鉄鋼、石油化学など主力製造業の実績が悪化し、対中国輸出も振るわない。予想されている米国の利上げでグローバル経済はまた揺れるだろう。いつよりも企業競争力の強化が必要な時期だ。
競争力強化のための最優先課題は先制的な構造改革だ。2008年の金融危機以降、競争力がない企業の構造改革は足踏み状態だ。製造業と情報技術(IT)が結びつく「製造業4.0時代」がニューノーマルとなった。中国は航空・宇宙設備など10大産業を重点育成する「製造2015」を、インドは「メーク・イン・インディア」を発表した。