<韓国抜けたTPP>韓米FTA効果が半減…自動車部品・機械に打撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.07 13:30
韓国が抜けた環太平洋経済連携協定(TPP)の妥結で自動車部品、繊維、機械業種への打撃が懸念されている。電気・電子と自動車、鉄鋼、石油・化学などの影響はそれほど大きくはないと予想されるが、企業はTPP加入を急ぐべきだと口をそろえている。TPP妥結で韓米自由貿易協定(FTA)の効果が落ちるからだ。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)や韓国貿易協会によると、TPP妥結で最も大きな被害が予想される国内の業種は自動車部品、繊維、機械という。
自動車部品はTPP妥結による関税撤廃(2.5%から0%)で日本製品の価格競争力が高まるというのが問題だ。主力輸出市場の米国で打撃が避けられないと予想される。ただ、TPP域内国の米国・メキシコなどに工場を置く企業は影響を避ける見込みだ。