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「100%中国の力で成し遂げたノーベル賞」…李克強も連休中に祝電

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.07 08:50
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「中国の伝統医薬が人類に与えた贈り物だ」。

今年のノーベル生理学・医学賞の受賞者である中医学研究院の屠ユウユウの氏(85)は、自身が開発したマラリア特効薬アルテミシニンをこのように表現した。6日にカロリンスカ研究所に送った受賞所感からだ。彼女はまた「今回の受賞は個人の栄誉だけでなく中国科学界、さらには中国全体の栄誉」と話した。

 
屠氏の受賞に13億人の中国人が歓呼している。李克強首相は国慶節(建国記念日)の連休中、急いで祝電を送り、劉延東副首相は高官を屠氏の自宅に送って喜びを分かち合った。大陸全体が「中国の崛起を象徴する慶事」として受け止めている雰囲気だ。先月3日の戦勝節閲兵式で鼓舞された中国人の愛国心が屠氏の受賞を機に最高潮に達している。これに先立って国慶節の1日未明、天安門広場の国旗掲揚式には5万人が押し寄せた。

屠氏の受賞が中国人の誇りと愛国心を熱くしているのは、大きく分けて2つの意味からだ。最初は、中国で生まれ育った屠氏が中国の地で研究した末に成し遂げた成果という点だ。屠氏は自ら「私は一介の普通の学者にすぎない」と明らかにしたように、海外留学の経歴も博士学位もない「純粋な地元」の研究者だ。今まで海外の華僑や西側諸国に帰化した中国系学者が物理・化学賞を何度も受賞したが、これは西洋人の教授に学んだり西欧の大学・研究所で成し遂げたりした業績の結果だった。中国人は100%中国の力によって編み出した屠氏のノーベル賞を、さらに誇らしく思っている。

もう1つの意味は、屠氏の業績が中国伝統の医薬というところにある。彼がマラリア特効薬を開発できた源泉は4世紀の東晋時代の医学書『肘後備急方』と中国大陸のどこにでも生えている野生のヨモギだった。中国固有のものに対する中国人の自負心は中国医学でも同じだ。屠氏の受賞は、近代以降の西洋文明の拡張に一時苦難に陥った中国人の自負心を妙に刺激する面がある。

このような雰囲気は習近平体制スタート以後、西欧の制度・システムが優れていないとしてどんどん強調している政治的気流とも無関係ではない。「国ごとに歴史的な過程や現実が違うという点を認めなければならない」というのは、ほかでもない習主席だ。先月25日の米中首脳の記者会見で人権と手続き的な民主主義について憂慮をあらわしたオバマ大統領への反論だった。中国には中国固有の道があるという意だ。最近、共産党機関紙の人民日報にはこのような内容の社説・コラムが掲載される頻度が増えた。

屠氏の受賞は中国とノーベル賞選考機関との不快な関係を解くきっかけにも作用する展望だ。2000年に中国系フランス国籍の反体制作家・高行健氏に対するノーベル文学賞授与で中国とスウェーデン・アカデミーの関係が悪化し始めた。2010年、反体制民主化活動家である劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞すると中国はこれを「敵対行為」と規定してノルウェー政府にサケ輸入の制限など貿易報復に向かった。

一方、屠氏の受賞で韓国内の漢方医学界も鼓舞された雰囲気だ。大韓漢方医師協会は6日、声明書で「今回の中国のノーベル賞受賞は、マラリア治療に中国医学を利用したものであり憲法に中国医学を育成・発展させろとの条項があるほどに愛情を注いだ結果」と評価した。協会は引き続き「中国の医師らがエックス線・超音波など現代医療機器を使用することで統合的な医学発展の先頭に立ったことが今回の受賞であらわれたもの」としながら「今からでも世界の医学強国として伸びるために漢方医学の科学化に革新的な努力を傾けなければならない」とつけ加えた。

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