「鼻の手術後に顔面まひ」…中国人観光客の整形事故、韓中摩擦の火種に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.06 10:46
韓国ドラマに出てくる女優のように鼻筋がとおった鼻とぱっちりした目が欲しかった。中国人女性Aさん(39)が2013年、ソウルのある医院で整形手術を受けた理由だ。だが時間が経つほど顔は明らかに非対称が深刻になった。台湾にある整形外科に行って相談すると「唇の感覚マヒのような機能性の問題は、完全に回復するのが難しい」という答えが戻ってきた。1年後である昨年、再び韓国にきて該当医院を訪ねて医療記録を要求した。医院側は「当時の執刀医が違う病院に移ったので私たちは知らないこと」と言った。くやしい気持ちで医院前で1人デモを行い警察に連行されたこともあった。自ら命を絶とうともした。
現在海外に滞在中のAさんは4日、電話で「ドラマに出てくる韓国人は責任感が強くて信義を守っていたのに、私が会った人々はそうではなかった。私は今、韓国という国を信頼しない」として「韓国の奇形的な整形産業を放置しておけば韓国と中国の良好な関係にも悪い影響を与えるだろう」と話した。