韓流の前には彼らがいた…世界が注目する韓国のソリ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.05 18:20
キム・ジュホンとノルムマチ、スム[su:m]、チャムビナイ(Jambinai)の共通点は? 世界有名音楽祭や公演会場が先を争って迎える韓国音楽グループだ。ワールドミュージック分野の最大国際見本市場として知られているWOMEX(ワールドミュージック・エキスポ)をはじめ、フランス「パリ祭り」、ポーランド「クロスカルチャーフェスティバル」、英国「グラストンベリー」等が最も招待したいグループに彼らを挙げた。携帯電話が常時海外ローミング中のこの3団体が合同公演で韓国内のファンに会う。ソウルアートマーケット(PAMS)で彼らを発掘して世界の進出を支援してきた芸術経営支援センター(代表キム・ソニョン)企画の「Journey to Korean Music」舞台だ。7日午後9時、ソウル慶熙宮(キョンヒグン)1街キル複合文化空間「emu」で開かれる「PAMS&WOMEX Alumni」は、最近、音楽愛好家から熱い人気を受けてきた彼ら3チームを一つの場所で鑑賞できるまたとない機会だ。
キム・ジュホンとノルムマチは海外で「The K-Wind」という名前で紹介される。韓流が登場する前からKブームを起こしてきた。過去20年間、世界60カ国約170都市を回って「同じと違い」の音楽魂で韓国のソリ(=音色)DNAを伝播してきた。その音楽精神で頭文字を取った融合プロジェクト「SSBD(Same Same But Different)」で韓国発のグローバルコミュニケーションを図っている。チャング(打楽器)やチン(銅鑼)などの韓国の伝統楽器を武器に地球人の心に響くそのノルムマチの風がソウルに吹く。