中国、国連PKO支援拡大…兵力8000人+11億ドル約束(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.30 10:03
中国の習近平国家主席が、米国と国連の訪問を通じて中国の3トラック世界戦略を明確にした。国際社会の普遍的価値を重視し、米国との全方向的な協力を推進し、領土主権などデリケートな懸案に対しては現象を維持するという戦略だ。
最初に習主席は28日(現地時間)の第70回国連総会の基調演説で、国際価値の秩序を主導するという意思を明らかにした。経済・軍事力の面で構築した主要2カ国(G2)体制を人類の普遍価値外交に拡大し、民主と人権の後進国という汚名を払しょくするという計算だ。習主席は「平和・発展・公平・正義・民主・自由は人類の共同価値であり国連の崇高な目標」として中国の役割を提示した。まず中国が8000人規模の国連平和維持軍(PKO)を組織して平和維持のメカニズムに参加するとした。現在PKOで活動する中国兵力(3000人余り)の2.7倍規模だ。習主席はまた「5年以内にアフリカ連合(AU)に(平和維持のため)1億ドル(約1200億ウォン)の軍事援助を無償提供し今後10年間に中国・国連平和発展基金として10億ドルを支援する」という計画も出した。