韓国人が訪れない地域にも韓国製品…アムール川に沿って韓流(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.29 13:20
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極東ロシア地域のアムール川はハバロフスクから南側に流れてきたウスリー川(左側下)と合流した後、大きく方向を変えて北東に流れる。
中国とロシアを分ける国境の役割をしてきたアムール川が中露貿易の通路に浮上している。両国間の貿易が拡大し、国境周辺の都市の姿も日々変わっている。アジアパシフィック海洋文化研究院(APOCC)と韓国海洋水産開発院(KMI)の専門家が同行する中央SUNDAY取材チームは12-21日、中国北部とロシア極東地方の乳腺、アムール川とレナ川を探査した。アムール川の中上流の黒河をはじめ、ロシアのブラゴヴェシチェンスク、ハバロフスクを経て河口のニコラエフスク・ナ・アムーレ(以下ニコラエフスク)とつながる9泊10日間の探査中、地域の興亡盛衰を生き生きと感じることができた。
取材チームは黒龍江省ハルビンを経て13日、北側国境都市の黒河に到着した。黒河はアムール川(中国名・黒龍江)を間に挟んでロシアのブラゴヴェシチェンスクと向かい合っている都市だ。全体の長さが2800キロにのぼるアムール川でも比較的上流に該当する。黒河の中心街には20階を超える大型ホテルが建設中で、駅も新しくできている。黒河郊外の「辺境経済合作区」では大型工場7、8カ所を建造する工事が行われている。