命令服従が根付いたフォルクスワーゲン 「危険な疾走」で事故(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.28 14:59
漸次佳境、一波万波だ。19日(現地時間)に米国でフォルクスワーゲンが一部ディーゼル車種の排出ガスを操作したという事実が伝えられた。その後の状況は翌日のことを予測するのが難しいほど緊迫している。フォルクスワーゲンのウィンターコルンCEOは事件が発生した直後、「収拾に最善を尽くす」と述べたが、結局、23日に辞任した。
フォルクスワーゲングループはフォルクスワーゲン・アウディ・ベントレー・ブガッティ・ポルシェ・ランボルギーニ・ドゥカティ(バイク)・スカニア(トラック)など12ブランドを率いる欧州最大の自動車企業。フォルクスワーゲングループは最近、高度成長を繰り返していた。昨年、販売台数が1000万台の壁を越えた。37年の創社以来初めてだ。トヨタに次ぐ世界2位となった。