VW、2年前「排出ガス部品」リコール命令受けていた=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.25 09:02
フォルクスワーゲン(VW)と同じグループ内のブランドであるアウディが2013年にも環境部の義務リコール対象に指定されたが、別途のリコールや是正措置を取らずに「持ちこたえること」で貫いていたことが中央日報の取材の結果、明らかになった。当時VWとアウディは、一部車両の排出ガス関連部品を、認証された内容と違うように販売して摘発された。
環境部は24日「当時『A4 2.0 TDI』をはじめとする8車種の排出ガス再循環(EGR)バルブなどが認証された内容と異なって適用されて販売されていた」として「計2200台余りが義務リコールの対象に指定されたが、これまでに別途のリコールや是正措置が行われていない」と明らかにした。この関係者は引き続き「問題になったモデルはたいてい2009~2010年に売ったものなどなので、これまで販売された可能性は高くない」とつけ加えた。
この日中央日報が入手した環境部の「2013年環境認証の管理実態の総合点検」資料によれば当時、VWとアウディは排出ガス関連部品の欠陥是正の管理不十分などを理由に計45件が摘発されて10億7300万ウォンの課徴金・過怠金を課された。これは当時の輸入車企業の中で最も多い金額であった。