<栄辱の韓日戦半世紀>(下)今こそ共存の時代へ…世界制覇の日本バドミントン、その後ろには…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.24 14:30
大韓民国は「スポーツ強国」だ。最近3回の夏季オリンピックで10位圏内にしっかり名前を上げた。ワールドカップサッカーの本戦舞台にも8回連続で進んだ。昨年の仁川(インチョン)アジア競技大会では金メダル79個を獲得して日本(49個)を遠くに追いやって中国(151個)に続き2位を守った。
だが大韓民国は「スポーツ先進国」ではない。華々しい国際大会の成績と違い、底辺が脆弱だ。長年「国家のための少数、少数のためのスポーツ」を指向してきた結果だ。才能が優れた数人のエリート選手に資金とインフラを集中投資する独特のシステムのもとで獲得したオリンピックの金メダルは、該当種目の大衆化にはつなげられなかった。エリートシステムの底辺には、過程を無視したまま結果だけで評価する旧時代的な「韓日戦文化」がある。