韓銀総裁「今年の経済成長率、2%序盤までは下落しない…内需は回復傾向」
ⓒ 中央日報日本語版2015.09.23 15:43
李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行(韓銀)総裁は23日、今年の経済成長率が2%序盤までは落ちないと見通した。
李総裁は同日、ソウルの韓国銀行で「経済動向懇談会」を開催してこのように明らかにした。李総裁は「輸出不振で下方修正の圧力はあるが、内需が回復していることを考慮すると、一部で提起されているように成長率が2%台序盤まで落ちるようなことはない」としながら「中東呼吸器症候群(MERS)事態が過ぎて連休を迎えて内需が回復しながら今年の成長率が展望値(2.8%)から大きく外れるようなことはないと思われる」と明らかにした。
李総裁は中国経済の成長鈍化、国際原材料価格の下落に伴う新興国の経済不安、米利上げの不確実性によって対外環境が複雑なことは事実」としながら「このような対外リスクの増大が韓国経済に及ぼす影響をきめ細かく見守っている」と伝えた。