ゴードン・チャン氏「中国危機でインドは笑い韓国は泣く」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.23 09:11
ウォール街で「ドクター・ドゥーム」は危機の伝令だ。常に危機を警告するからだ。平穏な時は「おかしな人」と扱われるのが彼らの宿命だ。ニューヨーク大学のヌリエル・ルビニー教授は2008年の危機以前まで「危機のセールスマン」と呼ばれた。「起きもしない金融危機を売り歩く人」という意味だ。だが、いま彼は最高の経済分析家に挙げられる。
最近中国経済が不安になりある人物が注目されている。中国系米国人のゴードン・チャン(章家敦、64)だ。彼は『やがて中国の崩壊がはじまる』の著者だ。欧米のビジネスリーダーの間で「中国に関する最も不穏な本を書いた人」と呼ばれる。最近ブルームバーグは「彼は中国が不安になると米国の経済メディアが最も多くインタビューする人物」と伝えた。中央日報は議論の対象である彼の考えを直接聞いてみるために電話でインタビューした。