日本「戦争できる国」、残るは参議院本会議だけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.18 09:03
17日午後4時半ごろ、日本の参議院第1会議室。日本が海外でも武力行使を可能にする11の安保法案を扱った特別委員会(常任委)が一瞬、乱闘場になった。
鴻池祥肇特別委員長(自民党)が議長席に座ると、与野党の議員が壇上に駆け寄った。法案表決に出ようとする鴻池委員長を守ろうとする自民党などの与党議員と、これを阻止しようとする民主党などの野党議員の間で小競合いや言い争いが数分間続いた。しかし野党は力不足だった。安倍晋三首相が率いる執権自民党は群小政党の力を糾合した絶対過半数で法案を通過させた。鴻池は与党議員の中に埋もれたまま11法案に対する議事を進め、法案は起立表決によって可決された。ある野党議員は「自民党が死んだ日」というプラカードを持って抗議もした。民主党の福山哲郎議員は「民主主義の終焉」と話した。