【時論】北朝鮮の人工衛星用でないICBM試験を懸念する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.16 18:00
北朝鮮が14日、長距離ロケット発射の可能性を示唆した。来月10日の北朝鮮の労働党創建70周年記念日の前後に、西海(ソヘ、黄海)発射場(東倉里)から打ち上げる可能性があるということだ。このため「8・25合意」以降に醸成された南北間の雪解けムードがまた冷え込まないか憂慮される。
平和的な目的の衛星発射体の発射を口実にした北朝鮮の長距離ロケット発射挑発に対する懸念が強まっている。米国の北朝鮮情報専門サイト「38ノース(North)」は今月初めの記事で、北朝鮮が長距離ロケット発射を準備する兆候は確認できないと伝えた。しかし先月撮影された衛星の映像を見ると、新しいロケット燃料および酸化剤貯蔵施設を10月に完工すると予測される。ロケット発射台の高さも従来の50メートル水準から67メートル水準に増築した。大型液体エンジンを試験できる垂直エンジン試験台も完工した。液体エンジンの燃焼試験を最近遂行したと伝えられた。