【中央時評】高齢者の貧困と自殺を放置する韓国社会(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.15 08:25
韓国で最も代表的な福祉死角地帯はどこかと尋ねると、多くの専門家は高齢者の貧困と自殺を挙げるだろう。
経済協力開発機構(OECD)平均の3倍以上となる48%水準の高齢者貧困率、そして55歳を超えれば年齢が高まるほど急上昇する自殺率はすでに広く知られた事実だ。若い頃に熱心に働いて「漢江(ハンガン)の奇跡」を成し遂げた主役が、高齢になると生計を心配して自ら命を絶つのが今日の韓国社会の現状だ。本当に悲しいことだ。