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<韓国釣り船転覆>船長、泳いで乗客救助中に行方不明に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.07 10:25
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「サーチライトをつけた海洋警察船が見えたが、私たちを発見できなかった。転覆した船にしがみついていた私たちを見つけたのは救助船でもヘリコプターでもなく操業中の漁船だった」。

転覆したトルゴレ号から11時間後に救助されたパクさん(38)はこう語った。パクさんは「少し待てば救助されると思っていたが、これほど長くかかるとは想像もできなかった。犠牲者が多くて本当に胸が痛む」と話し、首を横に振った。

 
5日午前2時ごろ、全羅南道海南(ヘナム)ナムソン港。釣り客ら21人(推定)を乗せた9.77トン級トルゴレ号が済州(チェジュ)の湫子島(チュジャド)に向かって出発した。キム・チョルス船長(46)が舵を取った。波の高さは0.5メートルほどで穏やかな風が吹き、船が運航するには悪くない天気だった。1泊2日の日程で海釣りを楽しみにいく乗客の胸は弾んでいた。お互いあいさつを交わす姿も見られた。乗客の中には釜山(プサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)地域の釣り同好会「海を愛する会」の会員9人も含まれていた。

2時間後、トルゴレ号は済州湫子島(チュジャド)新陽(シンヤン)港に到着した。雨は降っていなかった。風は出発当時よりやや強く吹いていたが、釣りに影響を与えるほどではなかった。釣り客はそれぞれ散って釣りをした。気象は正午過ぎから少しずつ悪化した。雨が降り始め、午後6時ごろにはどしゃ降りになった。新陽港に再び集まった釣り客は話し合いを始めた。「雨がこれほど降れば明日の釣りも期待できない」とし、予定を早めて戻ろうという意見が出た。一部では「天気をもう少し見よう」という意見もあった。ガイドは「一人でも1泊するなら予定通りに明日まで日程を続ける」とし、帰航をためらった。しかし釣り客は話し合った末、海南への帰航を選択した。

午後7時、トルゴレ号は全羅南道海南へ向かった。近隣で別の釣り客を乗せたトルゴレ1号も気象の悪化で湫子島を離れた。一部の乗客は船の下部の船室で休んでいた。雨に濡れたため救命胴衣を船室に脱いでいた釣り客も多かった。

出発してから30分ほど過ぎた時、トルゴレ1号のチョン船長(41)がトルゴレ号の船長に電話をかけた。チョン船長は「気象が良くないから湫子島の北側で会って一緒に海南に戻ろう」と話した。この時まで乗客は船が転覆するとは夢にも思っていなかった。船室で睡眠を取ろうとしていたパクさんも同じだった。

眠りかかった時、パクさんの耳に船長の慌てた声が入った。「速く出てください。大変なことになった」。パクさんが目を開けた時はすでに乗客が急いで船室から出ていた。船は右側に傾き、歩くのも難しい状況だった。大きな波がトルゴレ号を襲い、海水が船室に流れ込んだ。船がほとんど転覆する直前、パクさんは船室を脱出したが、すでに海の中だった。水面に泳いで上がってトルゴレ号の船体をつかんでようやく呼吸をすることができた。


<韓国釣り船転覆>船長、泳いで乗客救助中に行方不明に(2)

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