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<韓国釣り船転覆>「連絡途絶えた」…海洋警察、40分間申告無視

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.07 08:03
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釣り船「トルゴレ(=イルカ)号」の連絡途絶を聞いた海洋警備安全本部が約40分間、申告を無視したことが確認された。

トルゴレ号と連絡が途絶えたと最初に申告した「トルゴレ1号」のチョン船長(41)は6日、中央日報との電話で、「5日午後8時ごろ楸子(チュジャ)港の海洋警察楸子安全センター楸子出張所に行き、トルゴレ号と連絡が取れなくなったことを伝えた」と述べた。これは「チョン船長が午後8時40分ごろ楸子安全センターに申告した」という済州(チェジュ)海洋警備安全本部の6日の公式発表とは違う内容だ。これに関し海洋警察は「チョン船長が来たのは事実」とし「しかし独り言のように話し、正式な申告として受け止めなかった」と述べた。

 
海洋警察の措置がないため午後8時25分にチョン船長はまた楸子出張所に行き、「連絡が取れない」と話した。これを受け、出張所側は午後8時40分に楸子安全センターに公式報告した。安全センターは午後9時3分に済州海洋警察本部に報告し、海洋警察は午後9時10分に救助隊を事故海域に送った。チョン船長が最初に連絡が途絶えたと明らかにした時刻は救助出動の1時間10分前で、海洋警察が公式発表した時間より40分早い。

韓国海洋大のコン・キルヨン教授(海洋学)は「事故当日のように潮流が速い時、40分間というのは行方不明になった船の位置をより速やかに確認するためには貴重な時間」とし「チョン船長が最初に申告したと話した時点に積極的に対応していれば被害を減らすことができたはず」と述べた。

トルゴレ号は風雨のため5日午後7時ごろ釣りの日程を早く終えたレジャー客を乗せ、全羅南道海南(ヘナム)に向けて済州湫子島新陽港を出発した38分後、連絡が途絶えた。海洋警察と海軍艦艇36隻と航空機5機など救助団が出動したが、トルゴレ号は6日午前6時40分に近隣を通過した漁船「97ホンソン号」(9.77トン)に発見された。当時トルゴレ号にしがみついていたイさん(47)ら3人が救助された。海洋警察などはこの日午後11時までに死者10人を確認した。行方不明者の数は明確でない。トルゴレ号が提出した乗船者の名簿が実際とは異なるからだ。海洋警察は乗船者が少なくとも21人、行方不明者は少なくとも8人と推定している。海洋警察はこの日、事故海域周辺を夜通しで捜索した。

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