【コラム】朴大統領には統一のほかにも課題が多い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.05 14:30
最近、韓半島(朝鮮半島)で葛藤が深まった時、朴槿恵(パク・クネ)大統領は非常に重要な決定をした。今回の決定は韓半島をめぐる勢力均衡の構図を明確に表した。朴大統領は拡声器を消せという平壌(ピョンヤン)の最後通告を無視してしまった。すると金正恩(キム・ジョンウン)政権には対話を哀願すること以外に選択肢は残っていなかった。北朝鮮は合意するのに必要な適切な地位の代表を派遣した。洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官は北朝鮮労働党の金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長と向き合って座った。
「北朝鮮が謝罪したのかどうか」をめぐり朴大統領を批判する人もいる。黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長は当然、南北共同報道文について北朝鮮国内用の発言をするしかなかった。しかし北朝鮮住民が報道文全体の言葉一つ一つを聞いたとすれば明白だった。北朝鮮は8月4日に発生した地雷爆発に対する自らの責任に対し明白に遺憾を表明した。