【寄稿】日本の恥、産経新聞の韓国大統領恫喝
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.04 17:57
韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が9月3日、中国・北京で行われる抗日戦争勝利70周年記念閲兵式に出席することについて、産経新聞は8月31日、朴大統領を明成皇后(閔妃)に例えるコラムを電子版に掲載し「韓国は朝鮮王朝末期と同じような事大主義外交を繰り広げている」と、韓国側としては決して許容できない妄言を吐いた。
産経は、「朝鮮には朴大統領のような女性の権力者がいた。閔妃の勢力はロシア軍の支援で権力を奪還したが、3カ月後に閔妃は暗殺された」と主張し、まるで朴大統領の身辺が今後、危険になることを望むような記事を載せた。産経が朴大統領を暗殺する刺客を送るとでも言いたいのかと思わせる書き方である。産経新聞の前ソウル支局長に対する韓国での起訴事件で、産経は完全に理性を失った様子と見える。韓国に関して、まるで論説委員がその精神状態を疑わざるを得ないような論評を載せることが多くなっている。数ヶ月前には、韓国はイスラム国と同じ、というこれもまた妄想に取り付かれたような非理性的論評を載せている。加藤前ソウル支局長が有罪にならないように、韓国政府を恫喝している格好だ。