【コラム】また別の経済危機が始まったか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.02 14:24
大きく波打つグローバル市場が、ひとまず我慢くらべに入った。先月わずか7取引日の間に27%も下落して底なしの墜落ぶりを見せた中国の上海証券市場は急落傾向が止まり、やはり6取引日連続で下落して11%も落ち込んだ米国ダウジョーンズ指数も反騰に成功した。奇襲的な3日連続の通貨切り下げで世界の金融市場を揺るがした人民元の為替レートも1ドル=6.4元前後で安定傾向に転じた。
すると、わずか10日余り世界中を恐怖に追い込んだ市場パニックは、つかの間にかすめて行った風だったのか、でなければ再び別のグローバル危機に向かう序曲だったのか。中国という、ひょろ長く育った青少年の成長痛が生んだハプニングなのか、でなければすでにあまりにも大きくなった中国発の呪いか。これに関してモルガン・スタンレー新興市場責任者のルチル・シャルマ氏の分析は非常に興味深い。