<全米テニス>昨年準優勝の錦織、1回戦敗退の異変
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.02 09:08
日本の「テニスの王子様」錦織圭(26、世界ランキング4位)が今季最後のメジャー大会の全米オープンで1回戦敗退となった。
昨年準優勝の錦織は1日(日本時間)、米ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われた男子シングルス1回戦で、ブノワ・ペール(26、フランス、41位)に2-3(4-6、6-3、6-4、6-7、4-6)で敗れた。全米オープンで前年度の男子シングルス決勝進出者が翌年に1回戦で敗退したのは、1999年のパトリック・ラフター(43、豪州)以来16年ぶり。
錦織は昨年の全米オープン8強でスタン・ワウリンカ(30、スイス、5位)と4時間を超える接戦を繰り広げて勝利し、「マラソンマン」と呼ばれた。しかしこの日、3時間14分のフルセットゲームでは粘り強さが見られなかった。コートを動き回りながら見せるテンポの速い攻撃がなかった。第4セットでゲームを終えるチャンスを迎えたが、タイブレークに持ち込まれて落とし、第5セットまで奪われた。