【コラム】中国の新常態と世界経済、そして韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.31 10:38
「中国がくしゃみをすれば世界は鳥インフルエンザにかかることになる」。最近ある外信コラムニストが書いた巨大中国経済の影響力に対する気の利いた隠喩だ。
わずか10年余り前までも世界の中で中国経済の割合は目立たなかったが、昨年購買力平価(PPP)基準で中国はすでに米国を追い越し、実際に為替相場基準の国内総生産(GDP)は今年世界のGDPの15%水準(米国は約25%)に達すると予測される。もちろんこれは1970年代末から推進された改革開放政策に押されこの30年以上にわたり年平均10%に達する高速成長を遂げた結果だ。