【社説】中国の戦勝節行事が世界の祝福を受けるためには
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.31 10:12
3日後の9月3日、北京では「抗日戦争および世界反ファシスト戦争勝利70周年」行事が開催される。朴槿恵(パク・クネ)大統領が悩んだ末に出席を決断したこの行事は、全世界の耳目が集中する地球村のビッグイベントだ。これを控えて、我々は中国が果たして韓国にとってどんな隣国なのか、また国際社会でどのような存在なのか熟考せざるを得ない。
我々の期待は、中国が米国とともに世界を導く主要2カ国(G2)にふさわしいリーダーシップがあるのかという質問に集約される。その答えは中国が常に強調する「責任ある新型大国」のようなレトリックにはない。規模にふさわしく世界の平和と繁栄に本当に寄与する国かどうか行動で示す時に答えが出てくる。強圧と統制、覇権と我執を捨てて開放された普遍国家に進むのか、隣国を互恵的かつ対等なパートナーと認めるのかがカギとなる。