【グローバルアイ】朴大統領に天安門は悩みであるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.29 12:57
朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月3日、北京天安門に立つ。中国の抗日戦勝70周年記念閲兵式に出席する。大韓民国の大統領では初めてだ。中国との抗日歴史に対する価値共感、政治・経済・安保レベルの関係のための外交といえる。しかしそこで止まってはいけない。大統領にとって天安門はそれ以上の意味でなければいけない。
明の永楽18年(1420年)に建設された天安門の本来の名前は承天門だ。天の命を受けて天下を治めるという意味だ。清の順治8年(1651年)に再建されて天安門に変わったが、やはり天の権力を受けて天下を平安にするという意味を帯びる。この文の意味を現代的に解釈すれば習近平国家主席が叫ぶ「中華復興」だ。中国の世界経営は歴史(天)の必然であり慣性という意味だ。
大統領が立つ天安門の城楼から左側11時方向に300メートルほど離れたところに国家博物館がある。2013年末に習主席が党の総書記に就任するやいなや政治局常務委員6人とともに訪れ、中華復興の決意を固めたところだ。大統領が閲兵式の向こう側のその博物館を見て韓民族の復興も悩むことを望む。