<文化が力だ>(1)ポスト韓流を考える…ハンファ、韓流マーケティングで2兆ウォン工事受注(上)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.27 16:11
中国遼寧省大連の新都市、金普新区のマイカラーデパート。3年前まで2カ所しかなかった韓国産衣料店が現在は10カ所に増えた。ここで3年前から「K-ファッション」専門店を運営している張萍社長(29、女性)の営業方法が最近変わった。2週に1回ずつ韓国を訪問してデパートや商店街を見回り、「売れそうな商品」を見つけるとその場で写真を撮って微信(中国SNS)に載せ、「購入したい方はいますか」というメッセージを入れる。リアルタイムで注文・販売が行われる。「韓流」の新しい流通チャネルだ。11日に大連で会った張社長は「微信を通じた韓国商品の販売が最近のトレンド」とし「MERS(中東呼吸器症候群)のため1カ月間ほど韓国に行けなかった。その代案として韓国ファッションを真似て作った中国産の服を購入しようと広州卸売市場まで行って調査したが、手ぶらで戻ってきた。いくら真似しても『韓国スタイル』はなかった」と説明した。
韓国スタイル、忙しい生活をしてきた韓国人が意識しない間に韓国製品の一種のスタイルが形成されていた。大連放送局の韓国文化紹介番組「中韓之橋」のチャン・ヘス・アナウンサー(27)は「韓国女性のように眉毛を『一字』に描く化粧法が最近中国で流行している。『一字眉』と呼ばれている」と紹介した。曲線を好んでいた中国の女性が韓国式の眉に変えているということだ。韓流は生活のディテールあるいはライフスタイルに進化している。