<インタビュー>平昌オリンピック組織委員長「平昌を再び訪れたい世界的観光地にする」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.26 13:04
2年後に迫った平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック。せっかく誘致したオリンピックなのに莫大な運営費や分散開催の有無、競技場建設の遅延までと多くの議論を呼んだ。今は大きな峠は越したようだ。昨年7月、組織委員長という困難の多い職責を負った趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進(ハンジン)グループ会長にとっては、多様な冬季オリンピック種目を観衆に紹介することが大きな課題だ。金永熙(キム・ヨンヒ)論説委員が乙支路(ウルチロ)の未来アセットビルディングにある平昌冬季オリンピック組織委員会ソウル事務所で彼に会い、冬季オリンピックの準備状況を聞いた。
金永熙=大韓航空ひとつ経営するのも大変なのに、平昌オリンピック組織委員会の委員長をなぜ引き受けたのか。
趙亮鎬=誘致委員長になって誘致に成功した時に私の任務は終わったと思い本業に戻ったが、金振ソン(キム・ジンソン)組織委員長が辞任する事態になった。後任者を探す過程で、そのイスが私のところに回ってきた。韓進海運の仕事のために固辞していたが、適当な人がいないといって…。仕事が大変になったが、有終の美をおさめるという覚悟で引き受けることにした。