南北緊張に息詰まる週末のソウル…買い占めなどなく平穏
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.23 10:51
22日午後3時の青瓦台(チョンワデ、大統領府)の南北対話発表以前までテレビに流れるニュースは息詰まるものだったが、ソウル市民は落ち着いていた。市内各地の風景は通常の週末と変わらなかった。
この日娘を連れ徳寿宮(トクスグン)を訪れたイさん(42)は「いつもの政治的ショーという気がする。起きる確率は希薄だという考えからそれほど不安を感じられない」と話した。徳寿宮の守門将とともに写真を撮ったフィリピン人観光客(22)は「きのう非武装地帯観光を急遽キャンセルしたが、ソウルの人たちが予想外にパニックに陥っておらず日常生活をしている姿に安心した」と話した。