中国・日本、1500兆ウォン「穀物戦争」…手放しの韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.21 14:46
中国や日本の企業が国際穀物市場の投資を積極的に増やしている。代表的な原材料である穀物調達能力が未来の競争力を決めると判断しながらだ。韓国は政府主導の穀物調達事業が2013年に失敗した後、関連事業から事実上、手を離していることと対比される。
17日に訪れた米国ニューオーリンズのミシシッピ川下流には、米国全域から穀物を積んできた船とこの穀物を世界各国に運送する大型船舶が川を埋め尽くしていた。1万8000トン級の船数千隻が穀物メジャーが所有する大型輸出エレベーター(穀物保存倉庫、カントリーエレベーター)に休む間もなく行き来していた。ここのエレベーター10カ所の1カ所は日本の農協である全農が保有している。このエレベーターの穀物保有容量だけで10万8000トン余り、1時間に約6400トンの穀物を積み出せる。