日本人ギタリストの告白「元慰安婦のおばあさん、本当にすみません」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.21 09:51
「告白します/テレビニュースや新聞記事を通じて慰安婦に関する話を初めて聞いた時/私はあまりにも驚きました/(中略)/私はあまりにも申し訳なくて、あまりにも胸が痛んで/長い間、慰労の言葉さえ出ませんでした(後略)」
穏やかなギターの旋律に乗って出てくる、ある日本人の告白。画面には、その主人公の男が思いにふけりながらギターを弾いている。彼とともに元慰安婦のおばあさんたちの証言映像などが流れる。「ぜひこの歌が、その昔少女だった元慰安婦のおばあさんたちにとって小さななぐさめになるよう願います」。タンゴ風の明るいリズムと共に、低いけれども真心がこもったナレーションが終わる。
今月5日、YouTube(ユーチューブ)で公開された『花吹雪になって』という曲だ。「元慰安婦おばあさんの慰労の曲」という副題をつけたこの曲は、日本人ギタリストの畑秀司氏(54)が書いた。27年間韓国に住みながら韓国人女性と結婚して4人の子供も持つ家長だ。19日に会った時、彼は「曲を発表するまで勇気が必要だった」と話した。