駐日韓国大使「韓日首脳会談の年内開催に期待」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.20 07:53
柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使が朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相の韓日首脳会談開催の可能性について「年内に良い結果が得られることを期待している」と19日、述べた。柳氏は赴任1周年を4日後に控え、東京の韓国大使館で韓国特派員と懇談会を開き、「戦後70年の安倍談話は内容一つ一つを見ればさまざまな問題を指摘することができるが、日本政府もそれなりに努力したものと見られる」とし「経済や文化交流などが回復していて、このような契機をしっかりと活用すれば、年内の首脳会談という良い結果が得られるのではと期待している」と明らかにした。
柳氏は「安倍首相の歴史認識に根本的な変化があったと見るにはまだ疑問が残るが、歴代内閣の談話を揺るぎなく継承すると述べるなど、前向きな努力を示したことは評価するに値する」とした。ただし「植民地支配や侵略・反省・おわびなど核心単語を使いながらも、侵略と謝罪の主体を明確に表現しなかったことは安倍首相の真意を疑わせる部分」と指摘した。また「言葉のレトリックを巧みに駆使して曖昧な表現を使った」と批判した。「そうではあるが、木ではなく森を見ながら、韓日両国は関係改善のために努力していかなければならない」とした。