「ジョブズは間違い」 …サムスンSペンの進化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.19 15:18
アップルの創業者スティーブ・ジョブズは故人となったが、彼の考えは遺訓のようにスマートフォン業界に残っている。サムスンとしてはジョブズを越えてこそ「ファストフォロワー(fast follower=速い追撃者)」から「ファーストムーバー(first mover=先導者)」に生まれ変わることができる。
サムスンが「ギャラクシーノート5」と「ギャラクシーS6エッジプラス」を公開した13日(現地時間)の「ギャラクシーアンパック2015」行事は、「ジョブズ越え」宣言と評価できる。アップルは昨年、ジョブズが「誰も買わない」として軽蔑した大画面採択のiPhone6プラスを出し、大ヒットした。しかし5インチより大きい大画面、いわゆる「ファブレット」の元祖はサムスンだ。2011年に出した5.29インチのギャラクシーノートが出発点だった。この日、アップルの中庭のニューヨークでアンパック行事を開いたのは、元祖の「プライド」を見せるという逆攻勢だった。申宗均(シン・ジョンギュン)サムスン電子IM部門代表は「サムスンが最初にギャラクシーノートを出した時、一部の人は我々が狂ったと言った」とし「ノートは成功しただけでなく、一つのカテゴリーを創出した」と述べた。
ノート5のトレードマークであるSペンの機能をアップグレードしたのもポイントだ。メールで来た決済書類や契約書を画面に出してペンですぐに署名することが可能になった。スマートフォンの画面をつけなくても画面にペンでメモができる機能も追加された。