韓国主力産業、輸出競争力に「赤信号」…円安に加えて元切り下げが影響(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.17 15:25
造船に続き携帯電話や鉄鋼業種の輸出競争力も中国に追い抜かれたことが調査された。自動車とディスプレイ業種の輸出競争力も2009年よりも下落して「輸出韓国」の地位が大きく揺らいでいる。韓国経済新聞が16日、韓国経済研究院と共に世界金融危機直後の2009年以降の8大主力産業の貿易特化指数(TSI)を分析した結果、このように分かった。貿易特化指数(-1~1)は、輸出製品の比較優位を判断する指標で、1に近いほど輸出競争力が高いことを意味する。この指数は技術力の他に価格競争力も考慮されている。
韓国の携帯電話業種のことし1-3月期の貿易特化指数は0.39で、2009年(0.73)より46.6%下落した。1-3月期に0.63を記録した中国の携帯電話業種の貿易特化指数を下回った。輸出競争力が中国よりも遅れているという意味だ。