【グローバルアイ】日本の蛮行、確固とした証拠が山のように積もっている
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.16 10:48
北京から高速鉄道で3時間の距離にある山西省太原市。ここからさらに2時間険しい山道を走って到着した盂県はまだこんなところが残っているのかとの思いが自然に出る奥地中の奥地だ。ある老人によると住民の生活方式は清国末期の時と別段変わらない。さらに驚くべきことはこの辺境の地にまで日本軍が攻め込み若い女性を捕まえて行ったという事実だ。
この平和な山奥の村の受難は張双兵(62)の努力がなければ外部世界に知られなくなるところだった。ここで一生を小学校教師として勤めた退職した彼は20年余り前に慰安婦被害女性たちが自身の過去を隠して生きているという事実を偶然に知ることになった。封建社会の因襲と考え方が山奥の住民たちの頭の中に強く残っていた理由だ。さらに文化大革命時期には日本軍協力者という名目で迫害を受けたりもした。彼は山西省と近隣の河南省一帯の山奥の村を歩き回り127人の被害者を見つけ出して証言を録音した。彼は最近韓国国会で開かれたある討論会に参加し中国の慰安婦被害現況に対し発表した。