<戦後70年談話>安倍首相の「不思議な謝罪」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.15 08:51
安倍晋三首相の直接的な謝罪や反省はなかった。植民地支配と侵略の主体として日本を明示することもなかった。
安倍首相は14日に発表した戦後70年談話で、「わが国は、先の大戦(第2次世界大戦)における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明してきた」とし「こうした歴代内閣の立場は、今後も揺るぎない」と“過去形・3人称謝罪”をした。1995年の村山富市首相の戦後50年談話と2005年の小泉純一郎首相の戦後60年談話を継承するという立場を明らかにしたが、自身の考えは表さなかった。村山・小泉談話は「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」とし「痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明する」と明記した。