中国から相次ぎ撤退する韓国企業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.05 13:20
韓国企業が中国につくった現地法人を相次いで撤退させている。人件費の上昇、環境汚染などの規制強化、市場競争の深刻化に加えて昨年末から外国企業に対する税制優遇も減りながら収益性がどんどん落ちているためだ。
4日、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と韓国輸出入銀行によれば中国で韓国企業が最も多く進出した地域である山東省では、毎年撤退する韓国法人が新しくできる法人の約3倍に達すると把握された。パク・ヨンミンKOTRA青島貿易館長は「最近、韓国企業が山東省に年間に新たに設立する法人は150程度である一方、売却したり清算したりする法人は500程度になる」と話した。中国に新規で現地法人を設立した韓国企業は2011年827社、2012年722社、2013年816社で昨年には701社に減った。