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MERS余波…旅行収支の赤字、6月だけで10億ドル=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.04 13:56
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中東呼吸器症候群(MERS)の余波で6月の旅行収支が4年半ぶりに最悪となる赤字を出した。外国人観光客が急減したために慢性的なサービス収支赤字はさらに深刻だった。逆説的に全体的な経常収支はむしろ史上最高の黒字を出した。低原油価格と需要不振にともなう「不況型黒字」との分析だ。

◆旅行収入10億ドル以下に

 
韓国銀行が3日発表した「6月の国際収支(暫定分)」によれば6月の旅行収支の赤字は10億4100万ドルで前月(4億900万ドルの赤字)の2.5倍に達した。2011年1月(12億9600万ドルの赤字)以降で赤字幅が最も大きかった。

外国人観光客や留学・研修生が国内で使ったお金(旅行輸入額)よりも内国人が海外で使ったお金(旅行支給額)がはるかに多かったという意味だ。2011年1月の旅行収支の赤字はウォン高傾向によって内国人の留学と旅行支給額が急増した結果だった。

6月はMERSの余波が大きかった。外国人観光客が急減する中、旅行収入は前月よりも37.5%急減した9億5400万ドルに終わった。2011年2月(7億6800万ドル)以降で最低だ。

◆一時的な衝撃であっても

旅行収支に運送・建設などを加えたサービス収支赤字は先月24億9000万ドルで、2010年12月(26億5000万ドル赤字)以降の最高値を記録した。サービス収支は1989年の海外旅行の自由化以降、慢性的な赤字の部門だ。

MERSによる内需不振は4-6月期の成長率を前期対比0.3%に引き下げた。韓銀は一時的な衝撃に近いと解釈した。実際にMERS恐怖が徐々に薄れてきた先月末から外国人観光客が再び増えている傾向だ。

だが慢性的な旅行収支の赤字から抜け出すのは難しいという分析が多い。内国人の海外旅行人気が相変わらずである上に、昨年からは円安で中国人が韓国の代わりに日本へと向かい始めた。最近停滞したりしていたが根強いウォン高傾向だった。

サービス収支と商品収支の不均衡はさらに深刻だった。半導体や自動車などの商品輸出から輸入を差し引いた商品収支は先月132億2000万ドルの黒字で、前年同月(66億5000万ドル)の2倍に肉迫した。商品輸入の減少幅(17.3%)が輸出減少幅(2.0%)より大きかったことによるものだ。低い原油価格も原因だが、根本的には需要不振による「不況型黒字」という解釈が多い。

◆経常黒字年1000億ドル超えるか

サービス収支や商品収支・投資所得などを全て合わせた経常収支の黒字は121億9000万ドルに達した。史上最大で40カ月連続の黒字行進だ。1986年6月から38カ月続いたこれまでの最長黒字記録をいち早く達成した。

一部では今年の経常黒字が史上初めて1000億ドルを超えるだろうという展望が出てくる。韓銀の経常収支の黒字の展望値も980億ドルに達する。今年上半期だけで523億9000万ドルの黒字を達成しながらこのような予想に後押しさられている。

大規模な経常黒字は、グローバル経済の衝撃に備えられる武器になるが行き過ぎれば問題になる。国内にドルがあふれながらウォン高への圧力として作用する恐れがある。

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