韓国、関税低くなったタイヤ・合成樹脂の輸出急増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.31 15:17
韓国とカナダの自由貿易協定(FTA)が今年1月に発効されて以降、関税引き下げ品目の輸出入の増加傾向が明確だ。韓国は自動車用タイヤや合成繊維などの輸出が大きく伸び、カナダは農水産物など食品分野で恩恵を受けた。数年以内に主な商品の関税がなくなれば、両国が期待していた貿易拡大効果が一層可視化するというのが政府と業界の共通した展望だ。
◆車輸出の減少率も全体平均下回る
30日、韓国貿易協会によればFTAが発効されてから韓国の対カナダ輸出が明確に増加した品目の1つはゴム製品だ。今年上半期の輸出額は5971万ドルで、昨年同期よりも12.6%増加した。ゴム製品の関税は最大15.5%から今年10.3%に下がった。乗用車タイヤ(3929万ドル)だけでも輸出増加率が43.5%に達する。ゴム製品の関税はほとんど2017年までに完全になくなる。