円安のおかげ…日本の自動車メーカー、自国生産増やす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.31 13:20
日本の自動車メーカーが円安現象のおかげで輸出競争力が高まった自国工場の生産量を相次いで増やしている。ウォン高傾向と人件費の上昇で競争力を失っている韓国の自動車業界とは対照的な姿だ。
日本の三菱自動車は米国イリノイ州の工場での生産を11月末で終了すると最近発表した。三菱はイリノイ工場で年6万台余り生産していたスポーツ用多目的車(SUV)のアウトランダーを今後、愛知県の岡崎工場で生産する計画だ。相川哲郎社長は「強硬な労組である全米自動車労組(UAW)に加入しているイリノイ工場の人件費が高く、日本で製造して輸出するほうが価格競争力の面で有利だ」と説明した。