<ロッテ経営権紛争>辛東彬-反辛東彬…一家の対決へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.31 09:45
韓国・日本のロッテグループの経営権をめぐり触発した辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之、61)-辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫、60)間の「兄弟の乱」が、ロッテ一家の紛争に拡大する様相を見せている。辛東彬ロッテグループ会長に反旗を翻した一部の親戚が辛東主前日本ロッテホールディングス副会長側に加勢しながらだ。これを受け、ロッテグループ2世「兄弟の乱」は28日の日本ロッテ取締役会の決議でグループの実権を握った辛東彬会長対「反辛東彬同盟」間の対決へと新たな局面を迎えている。
ロッテグループの関係者は30日、「27日の集団取締役解任の動きは辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長(94)の3番目の弟の辛宣浩(シン・ソンホ、、重光宣浩)日本サンサス社長(82)が主導した」と話した。この関係者は「叔父が27日、辛英子(シン・ヨンジャ)ロッテ福祉財団理事長(73)、辛東仁(シン・ドンイン)ロッテジャイアンツ球団オーナー職務代行(69)、辛東主前副会長らを連れて東京に行ったと把握される」とし「年初の辛東主前副会長解任後から長男の復権のために“総監督”の役割をしてきたとみられる」と説明した。