<ロッテ経営権紛争>継承は結局、辛格浩会長の手に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.29 11:12
創業者の一線退陣事態まで招いたロッテグループ2世の兄弟間経営権紛争。葛藤が触発した原因と今後の行方など疑問点を問答形式で整理した。
Q.辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテ副会長の「クーデター」はなぜ起きたのか。
A.昨年12月27日から今年1月8日にかけて辛東主前副会長が日本ロッテの主要職責から解任されて始まった。辛前副会長が2013年からロッテ製菓の株式を取得し、辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長に憎まれたというのが定説だ。その後、ロッテ建設・ロッテリアなど韓国ロッテの主要系列会社の登記役員からも解任されるなど、辛格浩総括会長が「辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ワンロッテ」の意志を固め、再起を狙った辛東主前副会長の不満が強まった。特に15日、辛東彬会長が日本ロッテホールディングス(HD)代表取締役になると、電撃的に事件を起こした。