海外資源開発投資、韓国-1vs中国27
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.24 15:01
国際原油価格がピークから下降線を描いた過去3年間、中国は世界27カ所の資源会社と油田の株式を取得したことが分かった。一方、韓国は同じ時期、海外資源開発公企業に対する監査のため新規投資を中断し、むしろ保有していた油田を売却した。
韓国石油公社の内部報告書によると、中国は2012年から今年2月までCNPC(中国石油天然ガスグループ)、CNOOC(中国海洋石油)など国営企業を通じて27カ所の外国石油開発会社と油田の株式を取得した。ここに投資した金額は597億ドルにのぼる。
韓国はこの期間、石油公社が保有していたカナダの精油工場ノースアトランティックリファイニング(NARL)を売却した。国際原油価格の下落で油田の価格が落ちた状況で、中国は着実に海外資源投資を続けた半面、韓国は投資の好機を生かせなかったという指摘が出ている。